デルタ航空、本当に日本撤退?

投稿者: | 2016年2月18日

今年初め(2016年初め)から、「デルタ日本撤退か」という記事は見ていたのですが、ここに来て、話が本格化しはじめたようですね。
成田をアジアのハブとしているデルタ航空ですが、羽田の発着枠を多く獲得できないならば、日本から中国へ拠点を移すという態度を示しているとのことです。
(出典:2016/1/29 The Page 「羽田拡張でデルタ撤退の可能性も 日本拠点の米系航空会社がなくなる?」
2016/2/16 JB PRESS「「撤退するぞ」とデルタ航空、日本はどうする?」)

2013年の羽田増枠決定以来、アメリカ便枠がなかなか決まらなかったので、どうなっているのかと思っていたら、未だ話し合いの最中のようです。
長い
(羽田発着枠についてはこちらに記事を書いています
→ 羽田空港国際線発着枠配分に関する私的考察 -ANA11枠、JAL5枠はどう決まったのか-
現在、デルタ航空が成田をアジアのハブ空港として使用しているということは、日本を最終ストップと捉えているというよりも、成田はアジアへの経由地として捉えているんでしょう。
例えば、「アトランタから成田を経由して上海へ行く」とか、「NYから成田を経由してシンガポールへ行く」とかです。
日本をアジアへの中継地点として見なしているのであれば、羽田枠はそんなに必要なのでしょうか?
羽田のハブとしての機能は、かなり低いと思うんですよね。
「アトランタから羽田を経由して上海へ行く」って、それほどメリットがなさそうな感じです。
羽田の魅力は、ハブというよりも、目的地として降りる、目的地へ向かって乗る、その利便性だと思います。
イギリスのヒースロー空港みたいな感じです。
都会からすぐって行けるっていうことですね。
でも、日本の地方空港からアメリカへ行くっていう場合には、成田がハブではマイナスだと思います。
例えば、札幌からアトランタへ行くっていう場合には、札幌→羽田→成田へ移動→成田→アトランタ となります。
札幌-成田便もありますが、便が少ないですからね。
日本在住者をもっと客として取り込むためには、やはり羽田発着枠が必要なのでしょうかねえ。
でも私としては、デルタで羽田からアメリカへ飛び立つことができる可能性が増えるのであれば、もちろん大歓迎です♪
最近は羽田便が使いにくいときにしか、成田便は選びませんし。
ここ数年ほぼ(といってもここ数年では100%)、羽田からの発着便を選んでしまっています。
なので、デルタを使う機会はまったくもってありません・・・
とにかく、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードを持っている私としては、デルタ航空が日本撤退!っていうのは避けて欲しいですね。
ちなみに、このカードを取得してから、まだ一度もデルタには乗っていません。
宝の持ち腐れです・・・
1回ぐらいは使いたい!!
来月にもアメリカへ行くのですが、デルタではなく、羽田発を選んでしまいそうです。
座席的にはJALがいいけれどもANAかな。
まだ予約はしていませんが、やはり交通の利便性を優先してしまいそうです。

 

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