(2014/12/9に、2015年2月1日から3月31日発券分のJAL燃油サーチャージが、2段階安くなることが、正式に発表されました!! 12/10追記)
(その記事はこちら
→ 2015年2月1日~3月31日までのJAL国際線燃油サーチャージが決まりました-2段階値下げです!- )
最近、原油価格の下落が著しいですが、2014年10 月、11 月分のジェット燃料ケロシンの市場価格がすべて発表されました。
2014年10月1日~2014年11月30日までのケロシン(U.S.gulf coastの)価格の平均は、1バレル当たり100.9733846米ドルになりました。
(シンガポールのケロシン価格が手に入らないので、アメリカ湾岸地域のケロシン価格で計算していますので、若干違いがあります)
前回が116.932米ドルだったので、かなり安くなっています!
ということで、来年(2015)2月1日から3月31日までの燃油サーチャージは1段階下がりそうです。
100米ドル切れば、2段階下がるところだったのに、後もう一歩でした。
(こちらのデータを元に計算しています
http://www.eia.gov/dnav/pet/hist/LeafHandler.ashx?n=PET&s=EER_EPJK_PF4_RGC_DPG&f=D )
詳しくいうと、1バレル当たり100米ドル以上110米ドル未満ですので、JAL、ANAともに2015年2月1日から3月31日の燃油サーチャージは、2014年12月1日から2015年1月31日までよりも1段階安くなると思います。
ANAの燃油サーチャージの基準表で示すと、次のようになります。
JALの価格もこれと同じです。
よかったですね!
ただし、円安が続いているので、全体的な燃油サーチャージの見直しがまた行われるかもしれません。
JALにしても、現在使用している燃油サーチャージ基準表を2015年3月31日までのものとしているので、来年4月以降の基準表は、円安が加味されたものに変わる(つまり改悪)可能性が考えられます。
ともあれ、ANA、JALの発表を待ちたいと思います。