ANA国際線特典航空券利用条件変更で、ビジネス、ファーストは改悪！（2015年4月12日予約分から）

2014年11月4日、2015年4月12日からANA国際線特典航空券利用条件が変更されるとの発表がありました。

　　　　　http://www.ana.co.jp/amc/news/info/201411/kokusai_revision/
ANA発表の変更ポイントは、3点です。
ポイント１　国際線特典航空券に必要なマイルがわかりやすくなります。
ポイント２　提携航空会社特典航空券が利用しやすくなります。
ポイント３　国際線乗り継ぎがあるお客さまの追加マイルが必要なくなります。
いつもの通り、なんだか良くなるようなことばかり書いてありますが、ビジネスクラス、ファーストクラス利用に改悪多しです！！
例えば、ポイント１について。
「ANAの国際線特典航空券の必要マイル数の計算方法がかわります」とのこと。
しかーし、それだけではなく、ちゃっかり必要マイル数も変更されちゃっています！！
確かに必要マイル数の計算はしやすくなりますが、北米、ヨーロッパ便では、ビジネス、ファースト利用時のマイル数が上がります（変わらないところもあり）！！
特典航空券に必要なマイルの計算方法がかわり、ZONE別になります。
今までは、距離に応じて必要マイル数が決まっていたのですが、７つのZONEのどこに属するかで必要マイル数が決まるので、計算はしやすくなりますね。
でも、2008年まではZONE制でしたよね。
また昔に戻るんですか。
ZONE１　日本
ZONE２　韓国
ZONE３　アジア１
ZONE４　アジア２
ZONE５　ハワイ
ZONE６　北米
ZONE７　ヨーロッパ
エコノミークラス利用時の必要マイルは変わりません（調べた限りないと思う）が、ビジネスクラスとファーストクラス利用は変更があります。
まずは改善のほうから、
○必要マイルが少なくなる（ビジネスクラス、ファーストクラス利用時）
－20000マイル　成都　（ビジネス利用ローシーズン55000マイル→35000マイル）
－5000マイル　　ムンバイ、ジャカルタ、デリー
　　　　　　　　　　（ビジネス利用ローシーズン60000マイル→55000マイル）
やった～、インドネシアやインドへ行くときは5000マイル少なくなって、お得ですね～
成都なんて、20000マイルも少なくなるのねえ。
なんて、私はあまり喜べません…
だって、ロスやワシントンや、ロンドン、パリ、フランクフルトも、ビジネス、ファーストで、すべて必要マイル数が上がってしまうんですよ！！

○必要マイルが多くなる（ビジネスクラス、ファーストクラス利用時）
＋5000マイル　瀋陽（ビジネス利用ローシーズン30000マイル→35000マイル）
　　　　　　　　　ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ、バンクーバー
　　　　　　　　　（ビジネス利用ローシーズン70000マイル→75000マイル）
　　　　　　　　　ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ
　　　　　　　　　（ビジネス利用ローシーズン75000マイル→80000マイル）
ほんと、やられた～って感じです。
かろうじてビジネス、ファーストの必要マイル数が変わらない場所もあります。
瀋陽を除くアジア、ニューヨーク、ワシントン、シカゴ、ホノルルです。
ポイント２は、提携航空会社特典航空券についてですが、こちらも改悪ありです。
ファーストなんて、「ええっっ、そこまでやるか」ていう改悪です。
でもちょっと不明な点あり。
ポイント３もちょっと不透明。
「国際線乗り継ぎがあるお客さまの追加マイルが必要なくなります」って、今までも乗り継ぎって別にマイルが必要だったんですっけ？？
例えば、「札幌－成田－ロンドン」でも、「成田－ロンドン」でも、エコノミーでは普通シーズンならば55000マイルで行けたんだと思いますが。
今でも国内4区間までは組み込めるはずですよね？？
どうなるんだろう？？
まだはっきりと明記されていないので、もうちょっとよく調べて理解してからお知らせしたいと思います。