ジェット燃料であるケロシンの、2014年6月、7月分の市場価格がすべて発表されました！
ということで、2014年10月1日から11月30日までのANAとJALの燃油サーチャージを予測します。
予測するといっても、ANAとJALの燃油サーチャージの規程に則って計算しているだけなんですけれども…
（ANAもJALもシンガポールのケロシン価格を基準に燃油サーチャージを決めていますが、私はアメリカ湾岸地域の燃油サーチャージの基準を元に計算しています。
これしか簡単には手に入らないので。
ということで、シンガポール市場と若干の違いがあります。）
2014年6月1日～2014年7月31日までのケロシン（U.S.gulf coastの）価格の平均は、1バレル当たり119.679538米ドルでした。
（こちらのデータを元に計算しています
http://www.eia.gov/dnav/pet/hist/LeafHandler.ashx?n=PET&s=EER_EPJK_PF4_RGC_DPG&f=D ）
そうです！
120米ドルを切りました！！
ですので、規程自体を変更しない限り、ANAとJALの2014年10月1日から11月30日発券分の燃油サーチャージは一段階安くなるはずです！！
JALの燃油サーチャージの適用条件表に従うと、2014年10月からの2ヶ月間はゾーンFになります。
ヨーロッパに行くとすると、片道21000円のサーチャージになります。
9月までに発券するよりも、往復だと8000円も安くなりますね。
JAL燃油サーチャージ適用条件表（https://www.jal.co.jp/inter/fuel/kerosene.htmlJAL）
ANAも同じ基準ですので、同額です。
8月中旬以降に2014年10月からの燃油サーチャージは正式に発表されると思います。
ひさびさのGOOD NEWSとなりそうですね♪
ケロシン価格と燃油サーチャージについては、記事を書いています。
よろしければこちらをどうぞ。
→ 航空燃料市場価格(ケロシン価格）からANAの燃油サーチャージを予測する
→ JAL、燃油サーチャージの基準自体を変えちゃった！
→ やっぱり！ANAも燃油サーチャージの基準を変えちゃいました…